こんにちは、はぎわら不動産㈱の萩原です。
鈴鹿市を中心に、土地売却・空き家売却・中古住宅売却など、不動産売却のサポートを専門に行っています。
今回は、住宅の寒さ対策は断熱材よりも窓対策を優先にした方が効果的ということをお伝えします。
断熱性能を向上させることを希望される方が多い
これから住宅を建築しようと考えている方は、寒くないように断熱性や気密性の高い住宅を希望されることが多いようです。
断熱性能や機密性能は10年前と比べても非常に向上してるので、数十年前の住宅と比べると省エネ性や快適性はかなり良くなっていると思われます。
断熱性能を向上することは、省エネに繋がり、CO2対策にも繋がるので国も推奨しています。2020年には現在よりも厳しい断熱性能が義務化される予定なので、更に質の高い快適な住宅が増えていくことになります。
しかしその反面住宅のコストは高くなるので支払いも増えることになり、消費者がその負担を受けることになるとも言えます。
壁よりも面積は小さいが冷気は窓から入ってくるので窓対策が重要
新築住宅を専門にしている一級建築士の先生によると、住宅の断熱性は断熱材のグレードを上げていくよりも、窓対策を優先した方が良いそうです。これは、面積は小さくても窓から冷気が入ってくる比率の方が多いためで、壁の断熱対策よりも効果が高いからです。
具体的には、サッシを2重にすることがお勧めのようです。最近はガラスが2層のペアガラスが当たり前になってきましたが、そのペアガラスを2重にするのでガラス4層になります。北国では2重サッシが普通のようなので、北国の寒さ対策を参考にすると良いのかもしれません。
その他にも窓にシャッターを付けておくと外気を遮断するので冬の朝は体感温度が大きく変わります。1階には防犯用にシャッターをつけても、2階には付けないケースが多いですが、2階にもシャッターをつけることをお勧めします。
部屋の中ではカーテンを厚手のものにすることや、和室は障子があると空気の遮断層が更に増えるので断熱性能が高まります。
このように、実際の断熱性能を向上させる要素を知っておくと、断熱材だけの対策よりもより効果的なので実用性のある寒さ対策が出来ると思います。既存住宅のリフォームの際も少ないお金で効果的な断熱対策の実現に繋がるのではないでしょうか。
はぎわら不動産では、新築住宅のアドバイスや、リフォーム工事のアドバイスも行っておりますのでお気軽にご相談ください。