こんにちは、はぎわら不動産㈱の萩原です。
鈴鹿市を中心に、土地売却・空き家売却・中古住宅売却など、不動産売却や、不動産購入のサポートを専門に行っています。
今回は鈴鹿市で住み続ける場合、住宅費用を出来るだけ無駄のないようにしたいと考えている方のお話を紹介させて頂きます。
将来は家賃が下がるので賃貸の方が良い?
以前にも住宅の空き家問題を取り上げましたが、鈴鹿市では持ち家率が高いこともあり、一戸建てよりも賃貸住宅の空き家率が高い状態です。アパートの新築も続いていることを考えると少子化の将来はさらに空き家が増えることが予想できます。
このことをふまえ、①将来は鈴鹿市の賃貸住宅の賃料が下がってくる ②子育て中は広い部屋、子供が大きくなって家を出たら小さい部屋の賃貸に引っ越しすると効率的、と考え「購入よりも賃貸の方が良い」との判断をされている方がおられました。
こういったことはイメージではなく実際にシュミレーションしてみると分かりやすくなります。将来家賃相場がどのくらい下がるのかで変わってきますが、35歳から50歳まで家賃7.5万円、50歳から65歳までは家賃5.5万円、65歳から90歳までは家賃4万円と想定しました。総額3,540万円になります。
一戸建てを購入した場合は同額の支払いで資産が残る。
現在、鈴鹿市の新築一戸建て住宅ではローコストのもので約2,000万円で購入できるものがあり、諸費用、固定資産税、将来のリフォーム費用を1,500万円見積もってほぼ同じ金額になります。そして資産が残ります。
将来の家賃を毎月貯金するのなら住宅ローンを返済していく方が効率的
将来にわたり賃貸住宅に住むことを考えている方は、年金から家賃を捻出するのは難しいので貯金しておく必要があります。
65歳から90歳までの家賃4万円を25年分に換算すると1,200万円になります。これを35歳から65歳まで毎月貯めようとすると家賃とは別に約3.3万円貯金していく計算になります。家賃7.5万円+貯金3.3万円で毎月10.8万円です。このように考えると、住宅ローンを利用して65歳までに払い終えることの方が効率的に感じます。
住宅購入のメリットは万が一の保証など他にもありますので、はぎわら不動産㈱では、ファミリー世帯の方は若いうちに購入することをお勧めしています。興味のある方はお気軽にご相談ください。