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鈴鹿市不動産売却 固定資産税の評価額から簡単に査定できる
こんにちは、はぎわら不動産㈱の萩原です。
鈴鹿市を中心に、土地売却・空き家売却・中古住宅売却など、不動産売却のサポートを専門に行っています。
今回は、固定資産評価額から簡単に売却金額を査定できる方法を紹介いたします。
固定資産評価額は時価の7割程度と言われている
不動産売却を検討しているときに、自分の不動産がどのくらいで売れるのか知りたいときは、不動産会社に査定を依頼することが多いでしょう。しかし、まだすぐには売却するつもりがなかったり、不動産会社に連絡することが億劫に感じる方もいるでしょう。
そんな時はご自身で簡単に売却金額を査定する方法があります。
それは、毎年送られてくる固定資産税の通知書に記載されている評価額を基に算出する方法です。固定資産税評価額とは、固定資産税を算出するための基になっている金額で、市の担当者が直接現地を確認して価値を算出しているものです。この金額を基に課税標準額が算出され、鈴鹿市では、固定資産税1.4%、都市計画税0.2%が課税されています。
固定資産税評価額を基に査定をするメリットとしては、一般的な相場や広さだけの単純な算出ではなく、実際に現地を見て個別の要素を考慮して算出しているのでより具体的に評価されていることです。
この固定資産税評価額は、時価の7割程度に設定されることが多いと言われています。したがって実際に売れそうな金額を計算するときは、「固定資産税評価額÷0.7」を計算すると査定価格が算出されます。
固定資産税の通知書が手元に無い場合は、市役所で「固定資産税評価証明書」を200円で取得できます。
注意点としては、土地の場合はおおむね参考になりますが、建物が古くなっている場合は、リフォーム履歴や経年劣化の程度が考慮されていないのでその内容によっては実勢価格とかけ離れてしまう可能性があります。
固定資産税評価としては「建物の価値がある」として課税されていても、実際売却するときには購入検討者が「今後数十年利用できるかどうか」で価値を判断するので、古くて「強度や耐久性が無い」と判断されれば逆に解体費用が必要になり、マイナス評価になってしまいます。
その他、海沿いの地域では、東日本大震災の影響で急激に相場が下がったので、固定資産税評価額の方が高い土地もありました。固定資産税の評価は3年毎の見直しなので急激な価値の変動があった地域の場合は実際の評価と合わない場合があります。
はぎわら不動産㈱では、査定の時に取引事例法や固定資産税評価額、路線価、地価公示価格などいろんな指標を参考に算出しています。その中で固定資産税評価額から算出する方法も十分に参考にしています。
簡単に査定金額を知りたい方は、まず固定資産税評価額から算出してみることをお勧めします。一括査定サイトを利用する方や、複数の業者に査定を依頼する方は、この固定資産税評価額からの算出金額と査定価格に大きな差があるときは、鵜吞みにしないように気を付けましょう。
~鈴鹿市で土地売却・空き家売却、中古住宅売却をご検討の方は、はぎわら不動産㈱へお気軽にお問い合わせください~