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新築住宅を建築してもらう時の心構え
こんにちは、はぎわら不動産㈱の萩原です。
鈴鹿市を中心に、土地売却・空き家売却・中古住宅売却などの不動産売却や、不動産購入のサポートを専門に行っています。
今回は住宅購入時に建物を建築してもらう際の心構えをお伝えします。
工事現場に足を運びチェックすることが大切
住宅購入時にハウスメーカーや工務店などと契約をして、建物を建ててもらう時には、ちゃんとした工事をしてもらいたいと誰もが考えるでしょう。
しかし、現実には施工ミスや施工不良、工期の遅れなどのトラブルがあります。
一生に一度の高額な契約をしているので、そのようなトラブルを回避するためにも現場に足を運びチェックをしながら気になることがあれば担当者へ質問して問題があれば改善してもらうことが大切です。
このような行動の際にも心構えとして大切なことがあります。
建てていただいている、建てさせてもらっているという関係が望ましい
自分は依頼者であり、施工主なのでハウスメーカや工務店からすれば大切なお客さんです。大金を払う立場であり、職人さんたちに仕事を与えている立場でもあるので、施主として強く要求することもできます。
一方、別の視点から見ると、建物は自分では建てれないので、職人さんたちにお金を払って「建ててもらっている」という立場でもあります。
この、施主として「仕事を与えている(建てさせてあげている)」という立場と「建てていただいている」という感覚の違いは相手方の職人さんたちにもそのまま伝わっていきます。
施主側が「建てさせてあげているのだから要求通り工事するのが当たり前」との姿勢だと職人側は「建ててあげている」という対立的な姿勢になっていきがちです。
そうなると「うるさい施主」という感じになり、良い仕事をしようというモチベーションにはなりにくくなります。
施主側が「建てていただいてありがとうございます」という姿勢になり、要望をお願いしていくと、職人側も「建てさせてもらっている」という感覚になり、丁寧な仕事をしてくれます。
住宅建築は、1つ1つの丁寧な作業の積み重ねが質の良い建物になり、満足のいく住宅購入につながります。
その為には、現場の職人さんや工務店側と関係を「お金を払って建てさせてあげている」=「建ててあげている」という関係ではなく、「建ていただいている」=「建てさせてもらっている」という関係にしていくことがポイントです。
建物は現場で人が作っていくものです。どうしてもミスがあったり施工不良が出てくることがあります。
そのような時にでも、依頼主(客)として上から要求するのではなく、丁寧に対応していく方が改善に繋がりやすくなるでしょう。
時には毅然として対応する必要がある場合もありますが、基本的なスタンスとしては、「建てていただいてありがとう」という気持ちで、現場にこまめに足を運びチェックをしながら、「工務店や現場の職人さんたちと一緒に良い家を作っていく」という姿勢で進めることをお勧めします。
~鈴鹿市で土地売却・空き家売却、中古住宅売却をご検討の方は、はぎわら不動産㈱へお気軽にお問い合わせください~