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コラム

鈴鹿市で過去に大雨によるはん濫時に浸水した地域が分かる浸水実績図

こんにちは、はぎわら不動産(株)の萩原です。

鈴鹿市を中心に、土地売却・空き家売却・中古住宅売却などの不動産売却や不動産売買のサポートを専門に行っています。

今回は、大雨による浸水実績が分かる、内水ハザードマップ(浸水実績図)についてご紹介します。

 

鈴鹿市では過去に、台風による大雨や、集中豪雨による大量の雨水が、下水管や道路側溝、排水路等の排水処理可能量を大幅に上回り、地表に溢れ出す「内水はん濫」と呼ばれる現象が起きています。

大雨による内水はん濫に注意が必要

この「内水はん濫」は津波による被害が想定される海抜が低い地域とは全く関係ありません。過去の浸水実績図を確認すると、鈴鹿市の市街地では平田地区でも、西条・神戸地区でも数十センチの雨水がたまり、住宅の床下浸水、床上浸水の被害が発生しています。

近年では、平成24年9月30日の台風で大雨が発生し多くの住宅が被害を受けました。平田地区では阿古曽町、神戸地区では神戸本多町で浸水が多かった記憶があります。普段は高低差のないと思われる地域でも、大雨になると雨水が集まり被害が発生する場所とそうでない場所がよく分かります。

不動産購入の前に浸水実績図を確認する

過去に大雨による内水はん濫の被害を受けた地域は、今後も大雨による被害を受ける可能性が高いので、鈴鹿市で新たに土地を購入して新築住宅を建てる方や、中古住宅の購入を検討している方は注意が必要です。

浸水被害のあった地域での建築は、基礎を高くして備えることができますが、その費用を考慮する必要があります。

中古住宅購入の場合は、過去の床下浸水及び床上浸水の履歴を確認することが大切になります。売買契約時に告知事項として浸水履歴などを確認するようになっていますが、契約を決める前に確認するほうが良いでしょう。

2020年から重要事項説明時に水防法に基づくハザードマップの説明が義務付けられました。全国的に豪雨災害が増えていることもあり、住む場所を決めるときに、日当たり、利便性等の住環境の要素の他に、豪雨災害にあわないことが加わり重要になりつつあります。

普段はあまり気にならないことですが、不動産購入では「どんな時でも家族の安全を守れること」が大切です。様々な購入条件の中に豪雨災害に強い土地という要素を加え、事前に「内水ハザードマップ(浸水実績図)」をチェックしておくことをお勧めします。

 

~鈴鹿市で土地売却・空き家売却、中古住宅売却をご検討の方は、はぎわら不動産㈱へお気軽にお問い合わせください~

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