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鈴鹿市で土地を高く売るコツ
こんにちは、はぎわら不動産㈱の萩原です。
鈴鹿市を中心に、土地売却・空き家売却・中古住宅売却など、不動産売却のサポートを専門に行っています。
今回は、鈴鹿市で土地を高く売るためのコツをお伝えします。
購入する人の立場に立って考えてみる
不動産売買の中で、土地の売却を考えている方や実際に土地を売却中の方は、なるべく高く売りたいと考え、宅建業者へ依頼されていると思われますが、要望だけ伝えてあとは宅建業者任せにしていないでしょうか。
高く売るためには売主自らがその方法を知ることが大切です。
まず大切なことは「購入者の立場になって考えてみる」ことが大切です。
これは簡単そうでとても難しいことです。
売主都合だけで売ろうとすると・・・出来るだけ高く売ることにどうしてもこだわってしまいがちです。
高く査定をしてくれる宅建業者につられてしまうのはそのような心理が働くためとも思われます。
高く売る為にも、トラブルなくスムーズに売る為にも、購入者の立場になって考えてみると当たり前のことがたくさんあります。
高く売却するためには、高く買ってくれる購入者が必要になります。トラブルになりそうな土地や購入してもすぐに手間や費用が発生する土地では高いお金を出して購入しようとは誰も思わないでしょう。
高く売る為には、「高く売りたい」との売主側の考えを一旦おいて、「良いものを安く購入したい」と考えている購入検討者へどのように買ってもらうかを考えることが重要です。
土地を高く売るには「商品」にすることが重要!
土地を売却するときに、価格だけ決めて現況有姿で販売していてるケースでは、せっかく見に来て頂いても検討して頂けないケースがあります。
それは購入者から見るとただの土地で、購入を検討する「商品としての土地」になっていない為です。
購入する方は、高いお金を払って今後数十年利用する立場です。失敗できない人生最大の買い物をするのでとても真剣です。
他の物件と比較しながら「もっとも良い土地」を探しています。その中で選んでいただくには「商品としての価値」が必要です。
かつて購入した経験がある方はその時の気持ちに戻って売却する土地を見てみると良いでしょう。
他の土地と比較して選んでいただける「商品としての価値」があるでしょうか。
商品として価値のある状態とは・・・
販売する土地としてもっとも価値のある状態とは、宅建業者やハウスメーカーが分譲している「完成宅地」をイメージすると良いと思います。
ただの更地を完成宅地と同じように「売り土地」として相場相応の価格設定をしがちですが、購入を検討している人から見ると「更地」と分譲されている「完成宅地」では価値は大きく異なります。
完成宅地とはそのまま住宅が建てられる土地のことです。具体的には下記のような状態です。
・境界が確定しており、境界標と境界ブロックで隣地との境がはっきりしている。
・給水管が引き込まれており建物を建てるときにはすぐ接続できる。
・下水管が引き込まれており建物を建てる時にはすぐに接続できる。
・道路側溝があり雨水排水が可能。側溝の上には車両が乗れる丈夫な蓋が設置されている。
・隣地からの越境物が存在しない。
・古い建物などの解体の必要が無い。
・地中残存物、埋設物の心配がない。
・荒れ地ではなく整地されていて、草の管理もされている。
このような状態になっていないと余分な費用や労力が必要になったり、「分からない、不安、めんどくさい」といった印象がネックとなります。
購入を検討する方は住宅を建てる為、ハウスメーカーや建築士などのアドバイスをする方がついているはずです。商品として価値の高い完成宅地と、そうではないただの更地との価格がほぼ同じならば購入者は完成宅地を選択するでしょう。
完成宅地に少しでも近づける
見た目も含めて、一つ一つ完成宅地に近い条件を整えていくことが、商品としての価値を高めることに繋がります。
もちろんお金の問題などある為、実際は限りがありますが、価値を上げるためにできることは実行するようにしましょう。特にマイナス要因は出来るだけ無くすことが大切です。
先にお金を出したくないので契約してから境界確定などを進めたいと考える方が多いですが、すべて先に済ませてから販売することがとても大切です。
~鈴鹿市で土地売却・空き家売却、中古住宅売却をご検討の方は、はぎわら不動産㈱へお気軽にお問い合わせください~