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売却について

中古住宅の売却時は空き家バンクへ登録してグリーン住宅ポイントを利用できるようにする

グリーン住宅ポイント

こんにちは、はぎわら不動産㈱の萩原です。

鈴鹿市を中心に、土地売却・空き家売却・中古住宅売却など、不動産売却のサポートを専門に行っています。

今回は、中古住宅の売却時は、空き家バンクへ登録して、グリーン住宅ポイントを利用できるようにすることについてお伝えします。

今年の10月末までに売買契約すればグリーン住宅ポイント制度が利用できる

グリーン住宅ポイントとは、国土交通省が管轄の期間限定の制度で、住宅購入や既存住宅のリフォームをした人にポイントを付与するものです。

グリーン住宅ポイント専用のホームページによると、「グリーン社会の実現および地域における民需主導の好循環の実現等に資する住宅投資の喚起を通じて、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図るため、一定の性能を有する住宅を取得する者等に対して、「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。」となっています。
制度概要 | グリーン住宅ポイント制度 (mlit.go.jp)

ポイントは1ポイント1円換算で家電や日常雑貨、食料品、ベビー用品等幅広く購入できるので実質お金をもらえる制度と思ってよいでしょう。

このグリーン住宅ポイント制度を利用するには下記の要件が必要です。

①2019年12月14日以前に建築された住宅
②売買代金が100万円(税込)以上
③購入者が自ら居住(1人1回)
④申請は入居後(完了前申請不可)
⑤同一住宅は1回まで

そして対象となる取引については、下記のいずれかに該当する必要があります。

●空き家バンク登録住宅
●東京圏の対象地域からの移住のための住宅(既存住宅)
●災害リスクが高い区域からの移住のための住宅(既存住宅)
●住宅の除却に伴い購入する住宅

鈴鹿市で中古住宅を居住用として売却するためには、空き家バンクへ登録しなければこの制度は利用できませんが、空き家バンクへの登録してその証明書を発行してもらえれば、それだけで30万ポイントが貰えるようになります。

この制度は、購入者が対象になるので、売主側からすると何の得にもならないように感じるかもしれませんが、価格交渉で30万円の値引きを買主が希望してきた場合に、価格を下げる代わりに空き家バンクへ登録をして買主が30万ポイントを貰えるようにすれば、お互いにメリットになります。

その他、売却前に空き家バンクへの登録を済ませて、グリーン住宅ポイント30万ポイントが利用できることを広告すれば他の物件との競争力が増します。

グリーン住宅ポイントは新しい制度なので、宅建業者の中でも知らない方も多くいます。現在、中古住宅を売却している方や、これから売却しようとする方は知っておくと良いでしょう。

これから中古住宅を購入しようとしている方は、購入しようとする物件が決まったら、空き家バンクへの登録を売主側へ提案してみると良いでしょう。